季節にちなんだ献立を中心にご紹介します。使用食材や料理の組み合わせは、変更される場合があります。
新年明けましておめでとうございます。 縁起の良い意味や願いが込められたおせち料理。患者さんの一日も早いご回復をお祈りします。
バレンタインデーには、ハート形の手作りハンバーグです。きんぴらごぼうが混ぜ込まれておりヘルシーでシャキシャキとした食感もお楽しみいただけます。
この献立で約300gの野菜を摂取できます。これは一日に必要な野菜摂取量の85%に相当します。
マセンドアンサラダの、「マセドアン」とはフランス語で「さいの目切り」の意味。小さく角切りにした野菜を、マヨネーズなどで和えたサラダのことを「マセンドアンサラダ」といいます。
すし飯を薄焼き卵で包み、三つ葉で結んでイクラをトッピング。ひなまつりにピッタリな、春らしく彩り鮮やかな袱紗(ふくさ)寿司を作りました。
桜が全国各地で見頃を迎える時季、春を感じられる献立にしました。桜蒸しは鰆(サワラ)に桜色に染めた道明寺粉を乗せ、桜葉ではさんで蒸した、この季節らしい料理です。田楽には筍や旬の野菜を使用しています。
子供から大人まで親しまれているチキンライスと手作りミートローフの組み合わせです。ミートローフのソースはケチャップではなくトマトピューレを使用し、本格的な味を目指しています。
だんだん気温も高くなってきましたが、カツサンドで手軽にエネルギーが確保できます。カツサンドの起源は東京のとんかつ屋さんと言われています。そのお店は芸者さんがよく利用していたため、口紅が取れずに食べられるよう考案されたものだそうですよ。
トンカツ、ピラフ、ナポリタンを盛り合わせたトルコライスです。長崎のご当地メニューとして知られる一方、当院に近い神保町や秋葉原界隈で人気メニューとして定着しているようです。当院でもワンプレートでお出しすることにこだわっています。
トルコライスの起源は諸説あり、「トルコライスに盛り付けられる『ピラフ』が、トルコ料理の『ピラウ』に由来する説」「3つの料理を盛りつけた料理の特徴から、三色を意味する『トリコロール』が訛ってトルコライスになった説」「異なる国の料理がワンプレートになっていることから、さまざまな文化が混ざり合うトルコになぞらえた説」・・・等々。未だ解明されていないようです。
旬の鮎を姿焼きにしました。この時季は骨も皮も柔らかくおいしいです。
「鮎」は夏の季語で、俳句でも好んで詠まれる夏を代表する日本の川魚です。エサ由来の、川の水や苔の香りのするところから「香魚」とも言われています。当院では、入院中でも季節感を味わっていただきたく、旬の食材を積極的に取り入れています。
旬の米茄子を贅沢に1/2個使って田楽にしました。じっくり火を通したトロトロジューシーな米茄子は、食欲が落ちがちな梅雨にぴったりなメニューです。
韓国には五味五色(赤・緑・黄・白・黒)という教えがあります。 これは、5つの色の食材を5種類の味に味つけした料理を食卓に並べることで、 栄養バランスのとれた健康的な食生活が送れると考えられています。写真の赤魚の五色蒸しは、人参、万能葱・卵黄・卵白の卵焼き、海苔を使用しました。
毎日猛暑続きなので、さっぱりと召しあがっていただけるよう冷たいそうめんにしました。
「そうめん」と「ひやむぎ」の違いをご存じですか? JAS規格の乾麺では太さで分類されます。(機械製法麺の場合)そうめん(素麺)の麺の太さは、直径1.3mm未満です。これより太い直径1.3mm以上1.7mm未満はひやむぎ(冷麦)、1.7mm以上はうどん(饂飩)と分類されるんですって。
立秋が過ぎたとはいえ猛暑の毎日、冷やし中華なら食欲がない時でもツルッと食べられます。
冷やし中華発祥のお店のひとつと言われているのが、当院から徒歩圏内の神保町のとある老舗中華料理屋さん。昭和8年に誕生したそうですよ。
主菜の、魚のラビゴットソースの「ラビゴット」とはフランス語で「元気を出させる、回復させる」という意味があります。心地よい酸味でさっぱりと召し上がれます。
バレンシアライスとは、厳密に「こんな料理」という定義はないようですが、スペインのバレンシア地方の料理をイメージした「パエリアのような炊き込みご飯」のことと思ってください。最近では給食でも人気メニューのようですよ。
桜や梅とともに日本を象徴する花のひとつである菊をイメージした献立にしました。
手が込んで難しそうに見える「菊花シューマイ」ですが、作り方は意外と簡単。シューマイの皮を細切りにして肉ダネにまとわせながら丸めて蒸すだけ。ご家庭でも作ってみてはいかがでしょうか?
秋のハイキングに持っていきたくなるようなメニューです。
「卵」と「玉子」の違いをご存じですか? 鶏のたまごの場合、生の状態のものを「卵」、調理されたものを「玉子」とするのが一般的です。「生卵」「卵かけご飯」「厚焼き玉子」「玉子丼」というような使い分けですね。
日本でもすっかり定着したハロウィンにちなんで、かぼちゃのジャック・オー・ランタンをイメージした巻き寿司です。
ハロウィン寿司の作り方を広報誌に掲載しています。
日に日に寒さが厳しくなるこの時季に、身体の芯から温まる献立にしました。地域により具材や味付けに違いはありますが、当院では関東風をベースにアレンジしています。だし汁にあえて鶏がらスープとコンソメを利用することで短時間でもコクのあるおでんに仕上がります。
食べごろのカボチャをやわらかく煮こんだ、ほうとうをご賞味ください。
山梨県の郷土料理として有名な「ほうとう」は、2007年に農林水産省により各地に伝わるふるさとの味の中から決める「農山漁村の郷土料理百選」の中の1つに選ばれています。当院では、入院中でも故郷の味や旅行気分を感じていただきたく、地方の名物料理もメニューに取り入れています。
クリスマスのディナー、一食でお肉やシーフード、デザートも含めて約650kcalで完成しました。
牛肉は脂肪分が多く高カロリーとなりがちですが、ヒレ肉は比較的脂肪分が少なく余分なカロリーを抑えることができます。牛肉の赤身部分には、たんぱく質と鉄分が多く含まれているので、普段の食生活に賢く取り入れると良いでしょう。