麻酔科

麻酔科から患者さんへ

 麻酔科では、手術を安全で安心して受けていただけるように、患者さんの全身状態を詳しく評価するために術前検査と問診を行います。その後、患者さんに手術麻酔について詳細な説明をし、同意を得てから手術に取り組みます。手術中は、呼吸や循環状態を細心の注意で監視し、麻酔の安定を保ちます。手術が終わった後、できるだけ苦痛を感じずに目覚められるように心がけています。また、術後の鎮痛や悪心嘔吐の予防など、さまざまな合併症の軽減にも力を入れています。
私たちは外科医や看護師と密接に連携しており、より安全で安心な医療を提供するために努力しています。何か不安なことや質問があれば、どうぞ遠慮せずに、麻酔科医、外科医、看護師などの医療スタッフにお尋ねください。

麻酔科について

 麻酔科では患者さんの受ける手術によって、全身麻酔、全身麻酔と硬膜外麻酔の併用、脊椎クモ膜下麻酔(腰椎麻酔)を行います。麻酔法や術後の鎮痛方法は、外科医と患者さんとの協力のもとで決定されます。麻酔科医は、患者さんの要望や特定の医療条件に応じて、胸部レントゲン写真、心電図、血液検査、既往歴、アレルギーなどの術前評価情報を総合的に考慮して、最適な麻酔プランを策定します。

実施件数

麻酔の種類 2020年 2021年 2022年
全身麻酔 745件 806件 888件
全身麻酔+硬膜外麻酔 208件 224件 259件
腰椎麻酔 12件 1件 10件
合計 965件 1031件 1057件

医師紹介

槇田 浩史 まきた こうし (麻酔科部長)

  • 日本麻酔科学会認定医・専門医・指導医
  • 麻酔科標榜医

 

保富 佐穂里 ほとみ さおり (麻酔科医長)

  • 日本麻酔科学会認定医
  • 日本専門医機構専門医(麻酔科)
  • 麻酔科標榜医
  • 日本医師会認定産業医