理念と倫理綱領 患者さんの権利
理念
医学の進歩に寄与し、医業をもって社会に貢献する
明治15年(1882年)初代院長 佐々木 東洋
未来に知の遺産の残す財団
令和7年(2025年)第5代理事長 佐々木 敬
この理念に基づき当院は、佐々木研究所と一体となり、がんその他の疾患の予防、診断及び治療に関する臨床研究に、積極的に取り組んでいます。
倫理綱領
わたしたち杏雲堂病院職員は
人間の生命、人間としての尊厳及び権利を尊重します。
国籍、人種・民族、宗教、信条、年齢、性別、及び社会的地位、経済状態、ライフスタイル、疾病の種類にかかわらず、平等に医療サービスを提供します。
人々の知る権利及び自己決定権を尊重し、その権利を擁護します。
守秘義務を尊守し、個人情報の保護に努めます。
対象となる人々との間に信頼関係を築き、その信頼関係に基づいて医療サービスを提供します。
他の医療従事者及び保健医療福祉関係者とともに協働して、医療サービスを提供します。
日々研鑽し、能力の維持・開発に努めるとともに、専門的知識・技術の創造と開発に努め、医学の発展に寄与します。
より質の高い医療サービスを提供するために自分自身の健康の保持増進に努めます。
社会の人々の信頼を得るように、個人としての品行を常に高く維持します。
患者さんの権利
個人としての尊厳をもって医療を受ける権利があります。
良質で安全な医療を公平かつ平等に受ける権利があります。
診断・治療・予後について、十分に理解し納得できるまで説明を受ける権利があります。
十分な情報を得たうえで、治療方法などについて自らの意思で選択する権利があります。
ご自身の医療について、他院を含め他の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞く権利があります。
プライバシーが保護される権利があります。
自己の診療に関する記録の開示を求め、情報を知る権利があります。ただし、その情報が患者さん自身の生命・健康を著しく害する場合などには情報を知らされない権利があります。
ご自身の病気に関する情報を出来るだけ正確に医療従事者に伝え、自ら診療に参加し協力する責任と義務があります。
全ての患者さんが良質で安全な医療を等しく受けられる権利を妨げず法規や病院の規則を守り、他に迷惑をかけないように配慮する責任と義務があります。