緩和ケア病棟のご案内：入院・面会のご案内 - 公益財団法人佐々木研究所附属杏雲堂病院 - Kyoundo Hospital-

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緩和ケア病棟のご案内

緩和ケア病棟のご案内

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緩和ケア病棟とは

緩和ケア病棟とは、主にがん患者さんの痛みや苦痛をとり、患者さんやご家族の意向を尊重した治療やケアを行うことを目的とした病棟です。

緩和ケア病棟のスタッフは、医師（緩和ケア科）、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど、多職種によるチームで患者さんとご家族を支えます。

病棟理念

『患者さん自らが苦しみを開放し、自分らしく生きる』ことを援助していきます。
病やその過程を自然のこととして受け入れ、患者さんやご家族にとって最善のクオリティ・オブ・ライフが得られるよう全人的ケアでお手伝い致します。

基本方針

疾患の治療やコントロールを目標とせず、患者さんの生命観・価値観を尊重します。

医師や看護師だけでなく、薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・医療ソーシャルワーカーなどの専門職種が協力して、身体的苦痛・精神的苦痛・社会的苦痛に対する全人的ケアを行なっていきます。

患者さん一人ひとりの最期の時のあり方、ご家族とその時間の共有を大切にし、在宅ケアへの移行を目指すことも大切にします。

入院対象者

がんの進行期で原則として手術や抗がん剤などの積極的な治療を希望されない方

患者さん自身及びご家族が、現在の病状や緩和ケア病棟について理解し、入棟することを希望される方

心身の苦痛のために在宅療養が困難であり、医師によって入院が必要と判断された方

介護者の休養のための一時的入院（レスパイトケア）：最長2週間

面会後3日以内に健康状態に問題が生じた場合は病棟にご連絡ください。

入院の対象とならない方（対象外）

緩和すべき苦痛が無く、介護が主の目的となる場合

現在の身体的苦痛の主な原因が、明らかに化学療法の急性期の副作用と判断される場合

病棟退棟基準

十分な苦痛緩和がはかられ、患者さんご自身が退院を希望された場合

他院や在宅での療養を選択された場合

他の診療科での処置が必要となった場合

積極的ながん治療を希望された場合や、がん以外の病気でその治療が優先される場合

積極的延命治療（人工呼吸・心臓マッサージ・人工透析等）を希望されている場合

緩和ケア病棟への入院手続きについて

緩和ケア病棟への入院は、緩和ケア外来（家族診）の入棟前面談が必要となります。
以下の手順に従いお申し込みください。

入院までの流れ・当院を初めて受診される方

電話予約【患者サポート室：TEL 03-3292-2054】
主治医の先生にご相談のうえ、医療機関より「患者サポート室」へご連絡ください。
診療情報提供書・採血データ・ADLをFAX【患者サポート室：FAX 03-3292-1300】
医療機関より“診療情報提供書”及び“採血データ”“ADL表”を「患者サポートセンター」へFAX。
緩和ケア外来受診（家族診）
・指定日にご家族（本人）にご来院いただき、緩和ケア担当医師と面談を行います。
・ご家族が面談を行う場合、面談料5,500円（税込）がかかります。
※診療情報提供書（原本）、CT、レンドゲンなどの画像及び血液データをご持参ください
※現在、新型コロナウイルス感染症対策として、病棟見学を中止しています。
入棟判定
患者さんの状態を考慮し入院日のご連絡をいたします。
ご入院